有能であること
誠実であること
これらの条件を満たしてさえいれば、たとえ人間嫌いであっても、集団に受け入れられ、社会の中で居場所を作ることができると、中島義道氏は、「人間嫌いのルール」で述べている
私も同意するところである
まず有能であることを目指して、大量の時間を使ってきた。人生をかけてきた。自分の心の本来の欲求から目をそらして、人生を無駄にしてきたと言ってもいい
誠実さは、仕事をしていくうえでの武器だと思ってきた。期日を守り、ルールを守り、自分に求められる業務についてのみ確実な結果を出しておけば、人は私から離れていかない
問題は、有能でも、誠実でもない人間が、社会の中で幅をきかせているという事実だ
他人に甘く、自分にも甘く
生きることに貪欲で、不注意で、
プライドは動物並みに低い
醜い
と私は感じる
妬みもある
恨みともいえる
その程度の人間のくせに、
他人から好まれ、
私よりも集団に受け入れられている事実に、
むしょうに腹が立つ
私と対等なつもりでいる事実に、身震いする