回避性人格障害

回避性人格障害 07

人から好かれて、人から受けられている美人に、嫉妬する自分がいる

彼女は、

他人の人格について興味があって
他人に対して忍耐強くて
他人が喜ぶと自分も喜ぶ

あまりにも変な人は彼女も避けるだろうけれど、
彼女の間口は広く、それぞれの人と自分との一番適切な距離感を探し出して、そこに落ち着く
いろんな人から、適度に好かれる

私は、そういう人になりたいし、
そして、そうなれない自分を恥じている
無意識のうちに、そうなれない自分という人間の本性を隠そうとする

私は一人で自分の世界の中にいる時間が好きで、
本当に困った時だけ、他人に助けてもらいたいと思っている
本当に素敵な人とだけ、友達になりたいと思っている。まるで恋人を探すみたいに、女友達を選別しようとする

で、私の好奇心をかき立てる素敵な女の人があらわれると、近づいてみて、そしてそのうち、私が期待している以上に、彼女が私を求めていないことを悟って、彼女が嫌いになる。べつに彼女がいらなくなる。彼女の顔を見るのも嫌になる

そんな自分が嫌なので、私は自分をさらけ出すことに恐怖を感じている

そうして、回避性人格障害7基準の中の

『自分は人と上手く付き合えない』という不適切感によって、新しい対人関係がつくれない

という状態に行き着いた

新しい人間と仲良くなることが怖い自分がいる