最近、仕事が忙しい
人が、私に寄ってくる
彼らは、私が私だから、私に寄ってくるわけではない
彼らの必要とするものを私が与えるから、彼らは私に寄ってくる
最初のうちは、彼らは私を疑ってかかっている
私に与えるだけの能力があるか否かと
で、時が過ぎ、本当に、私に能力があるとわかると、私に媚びてくる
次は、私という人間に興味を持ち始める
私をもっと知りたがるようになる
私のエキセントリックさを褒めるようになる
会社の外へ、私を誘い出そうとするようになる
でも私は、いったんつけた仕事の仮面ははずさない
そのほうがトラブルが少ないのだ
彼らが求める私は、本当の私ではない